ネタ披露

お役に立つかどうかわかりませんが、「年末調整法定調書」作成ネタを(気が向いたときに)公開していきます。

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2023/12/27【R1C1形式⇔A1形式】

デフォルトのExcelではA1形式(列をA,B,C…行を1,2,3…)なのですが、「年末調整法定調書」ではR1C1形式(行も列も1,2,3…)なので違和感を持たれた方もいらっしゃるかと思います。
なおR1C1形式ではRow(行)Column(列)でセル番地を表示します(例えば”B3″は”R3C2”と表示します)。
R1C1形式だと「次の行に移る(次の人の)処理」といった場合、マクロの中で”Row(行)+1”で作業が済んでしまいます。

R1C1形式になじめない方も多いと思いますので、A1形式への切り替えは、以下のように行います。
[Excel2019の場合]
「ファイル」→「オプション」→「数式」から”R1C1参照形式を使用する”のチェックを外します。
*同一のブック内でA1形式とR1C1形式を混在して記述することはできません。
*「オプション」から切り替えることについては問題ありません(勝手に置き換えられます)。

 


 

2023/11/9【R4版から追加された「郵便番号→住所」機能のネタ】

「Excel 2013」以降で利用できる「WEBSERVICE」関数と組み合わせて使う無料のWeb API(要ネット環境)を見つけましたので、それをVBAに記述しています。VBAだとちょっと敷居が高いので、今回はWorksheet上での使用例をご紹介します。計算式内の右端が参照するセルの番地(「B3」とかね)です。こちらをご自分のWorksheetに合わせて書き換えれば、コピペだけで利用できます。時流に乗ってインボイスへの対応もご紹介です。

・3行目は「郵便番号から住所」を取得します。セル「B3」に郵便番号を入れるとセル「C3」に住所を返します。

・4行目は「住所から郵便番号」を取得します。セル「B4」に住所を入れるとセル「C4」に郵便番号を返します。

・6行目は「インボイス登録番号(or法人番号)」から登録の可否を返します。セル「B6」にインボイス登録番号(or法人番号)を入れるとセル「C6」に可否を返します。

・7行目は「インボイス登録番号(or法人番号)」から登録名を返します。セル「B7」にインボイス登録番号(or法人番号)を入れるとセル「C6」に登録名を返します。

 

*サンプルファイルはこちらからダウンロードできます。